
トートバッグ/素材
コットンやコットンデニム、ジュートなど天然素材ならではの風合いのものや、ポリエステルなどの化繊でできたものまで素材も様々。特に、地球にやさしい再生素材を使用したものも多くありSDGsに貢献する素材を選ぶのも一考の価値があります。
コットン
綿花(めんか)という植物の種のまわりにできるふわふわの繊維を集めて、糸にして、それを織ったり編んだりして布にしたものがコットン生地です。天然素材ならではの、とてもやわらかくて肌触りがよく、通気性や吸水性に優れ、トートバッグやTシャツ、タオルなど、広く使われています。
ジュート
ジュート(黄麻/こうま)という植物の繊維から作られた布のことを言います。インドやバングラデシュなどの湿った地域で育つ植物で、茎の部分から長い繊維を取り出しそこから糸を作って織ったものがジュート生地です。 植物の茎からとった太くて丈夫な繊維で作った、ゴワっとした硬めで、見た目も天然素材感抜群の布です。凹凸が大きいので小さな文字や細い線などの再現性に劣るため、名入れデータを作る際は要注意。
ジュート&コットン
ジュート(麻)とコットン(綿)を組み合わせて作られたエコ素材のバッグです。 環境に配慮した素材で作られており、ナチュラルな見た目や高級感があることから、販促用ノベルティとして非常に人気の高いアイテムです。企業やブランドのエコ意識をアピールできるため、展示会やキャンペーン、イベントなどでの配布にも適しています。
デニム
デニムコットンとは、コットン素材を使用した丈夫な綾織生地(デニム)のこと。 見た目はカジュアルで親しみやすく、長く使うことで風合いが増す「育てる素材」ともいえます。トートバッグに使うと、実用性とデザイン性を兼ね備えたアイテムになります。 デニム生地は厚みと独特の風合いがあり、コットン素材の中でも特にしっかりした印象を与えます。一般的な不織布バッグや薄手のコットントートと比べて、「しっかりしたノベルティをもらった」という満足感が得られやすく、ブランドの信頼感アップにつながります。
ウォッシュキャンバス
洗い加工をかけて柔らかく、味のある風合いに仕上げたキャンバス生地です。 通常のキャンバスよりもなじみがよく、色落ち感・シワ感があり、こなれたカジュアル感が魅力的で、キャンバス本来の強さ・厚みは残っており、実用性とファッション性を兼ね備えており、「カジュアル・ナチュラル・ヴィンテージ」な印象を演出します。 シンプルなのに高級感があり、安っぽさのないノベルティとして印象アップにつながるので、雑貨・食品・コスメ系の販促やイベント来場特典、ナチュラル雑貨ブランド、ライフスタイル系企業などに特におすすめです。
コットンリネン
コットン(綿)とリネン(麻)を混ぜ合わせた生地のことです。 両素材とも天然繊維で、サステナブル素材としても注目され、柔らかくて肌触りがよく、吸水性に優れるコットンと、通気性・速乾性が高く、自然な光沢とハリがあるリネン、両素材の「いいとこ取り」をした、ナチュラルで風合いの良いファブリックとして人気があります。
ポリエステル
軽さ・丈夫さ・水への強さ」を備えた機能性重視のトートバッグ。吸水性が低いので、雨や汚れに強く、拭き取るだけでお手入れ簡単。DTFフルカラーなどに対応し、鮮やかなカラーや写真も可能なので、ノベルティ向けにおすすめです。
リサイクルコットン
不要になった衣類や製造工程で出た綿素材の端材などを再利用して作られるコットン素材のことです。一般的なコットンとは異なり、新たに綿を栽培することなく生産されるため、環境への負荷を大きく減らすことができます。 リサイクルコットンは、天然素材ならではの柔らかさと通気性を持ちながら、再利用による独特の風合いや色の混ざり方が魅力とされ、多くのブランドで人気が高まっています。また、綿花の栽培に必要とされる大量の水や農薬を削減できるため、持続可能な社会の実現に貢献する素材として注目されています。
オーガニックコットン
オーガニックコットンとは、農薬や化学肥料を使用せずに栽培された綿花から作られるコットンのことを指します。栽培の過程においては、有機農法に基づいた方法が採用されており、土壌や生態系への負荷を最小限に抑えながら生産されます。 通常の綿花栽培では、大量の化学肥料や殺虫剤が使用されることが多く、環境や生産に関わる人々の健康への影響が懸念されています。一方、オーガニックコットンは、持続可能な農業と人権への配慮を前提としており、労働環境や生産過程の透明性も重視されています。 また、化学処理を極力抑えて加工されるため、肌に優しく、アレルギー反応などのリスクが少ないとされ、ベビー用品や敏感肌向けの製品によく利用されています。 ただし、栽培には通常よりも手間と時間がかかり、生産量も限られることから、一般的なコットン製品と比較して価格が高くなる傾向があります。それでも、環境保護や倫理的消費への関心が高まる中、オーガニックコットンの需要は年々増加しています。
フェアトレードコットン
フェアトレードコットンとは、発展途上国の綿花生産者が適正な価格と労働条件のもとで働けるように配慮されたコットン(綿)のことです。これは、国際的なフェアトレード認証基準に基づき、生産者の生活と地域社会の持続的な発展を支援することを目的としています。 世界の綿花栽培の多くは低所得国で行われており、生産者は不安定な市場価格や仲買業者による不当な取引、過酷な労働条件といった課題に直面しています。フェアトレードコットンは、こうした背景を踏まえ、公正な取引を通じて生産者の自立を支援する仕組みとして注目されています。 単に「素材としての品質」だけでなく、その背景にある社会的・倫理的な価値が評価されており、エシカルファッションの分野でも重要な位置を占めています。
再生不織布
使用済みのプラスチック製品や製造過程で発生した廃材などを再利用して製造された不織布のこと。 再生不織布は、資源の有効活用や環境負荷の低減といった観点から注目を集めており、サステナブルな素材としてさまざまな業界で導入が進められています。特にエコバッグやアパレル資材、包装・梱包資材などに多く活用され、環境への配慮と機能性の両立を目指す素材として、持続可能な社会の実現に貢献しています。
再生ファブリック
使用済み製品や製造過程で発生した廃材などから再利用された繊維を用いて作られた布地・織物の総称です。「リサイクルファブリック」とも呼ばれ、限りある資源を有効活用し、環境負荷の軽減を目指す持続可能な素材として、近年ますます注目を集め、環境と調和した素材選択の一つとして確実にその重要性を高めています。
再生ポリプロピレン
使用済みのポリプロピレン製品や製造過程で生じた廃材を回収・再加工して得られる再生樹脂のことを言います。 生産工程で発生した未使用の端材や不良品、消費者によって使用された後に回収された製品などを回収・選別・洗浄・粉砕・溶融し、再度成形可能なペレット状に加工することで、新たな製品の素材として再利用されます。 再生ポリプロピレンは、循環型社会の実現に向けた重要な素材の一つであり、企業の環境配慮やSDGsへの取り組みにおいて、ますますその需要が高まりつつあります。
再生ペットポリエステル
使用済みのペットボトルなどを原料として再利用し、再び繊維や製品に加工したポリエステル素材。主に使用済みのペットボトルを洗浄し、粉砕、 溶融したのちに糸状に再形成された、環境負荷の低減・資源の再利用を目的としたサステナブル素材です。
再生コットン+再生ポリエステル
古着や製造過程で出た裁断くずなどを再利用して作られたコットン(綿)繊維である再生コットンと、使用済みのポリエステル製品(例:ペットボトル、衣料品、カーペットなど)を回収し、再加工して得られるポリエステル繊維を混ぜた繊維として、資源の有効活用や環境負荷の低減といった観点から注目を集めており、サステナブルな素材としてさまざまな業界で導入が進められています。