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「ノベルティグッズ」とは?

配布で期待できる効果と製作ポイント4つ

「ノベルティグッズ」とは?

「ノベルティグッズ」とは、企業が顧客に無償で配るグッズのことを指します。
たとえば、住宅展示場に出かけた際、住宅販売会社のノベルティとしてうちわが配られたり、カーディーラーでお菓子の詰め合わせをもらったりなど、私たちは身近なところでノベルティグッズを目にする機会が多くあります。

こうした無償配布の主な狙いとしては、

  1. 自社サービス・商品への購入を促す
  2. 顧客満足度を高めたり、自社商品のファンを作るためのブランディング
  3. 会社の認知度を上げる

があります。そのため「ノベルティグッズ」には、企業ロゴやサービス名が必ず入っているのが特徴です。

女性ケア用品・ペット用品などを手掛けているユニ・チャーム株式会社では、ネコ用箱型トイレの新商品を販売する際、ノベルティグッズとして「スタイリストシール」(服についた動物の毛を取り除くシート)を添付して販売したところ、下記の結果を得られました。

  • 従来より商品売上アップ!商品ブランドの市場シェア獲得にも貢献する結果に繋がった。
  • 売り場で商品とともに陳列されると、ユーザーのニーズを満たすノベルティにも注目が集まり、商品購入を後押しした。
  • かさばらない「携帯性」、外出していてもすぐに毛取りがおこなえる「機能性」など、使い勝手の良さにも好評いただいた。
引用:賢者の販促

さらに、陳列棚に商品が並ぶと、その珍しさから消費者の注目を集めることにも成功したのです。 これにより、新規商品として市場に参入したにもかかわらず、商品の認知度があがり、「ノベルティグッズ」が販促活動に大いに貢献した結果となりました。

しかし、すべての「ノベルティグッズ」がこのような成功を収められるわけではありません。

上記の成功事例のように、顧客の心をしっかりつかむためには、「ノベルティグッズ」としての品物選びを失敗しないようにする必要があります。

顧客の望まない品物を配ってしまうようでは、ただの迷惑な押し付けになり、下手をすると企業の好感度をも下げてしまうリスクがあるのです。

そうならないためにも、今回この記事では、しっかり成果を出せる「ノベルティグッズ」を製作・配布するために、以下のような内容をご紹介していきます。

この記事をお読みいただければ、「ノベルティグッズ」グッズを作る際の注意ポイントがわかり、失敗のないグッズ製作をすることができます。

また、出来上がった「ノベルティグッズ」の配布効果を理解しておくことで、企業ブランディングや売り上げアップを見据えた、効果的なPRを実現することができるでしょう。

記事の最後には、数ある「ノベルティグッズ」のなかでも、とりわけ人気の高いグッズについてご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

2021年06月14日

目次

1.ノベルティグッズとは

それでは「ノベルティグッズ」について、もう少し具体的に見ていきましょう。

ここでは、「ノベルティグッズ」としてよく選ばれる商品事例や「販促品・粗品・記念品・プレミア」など「ノベルティグッズ」によく似たワードとの違いをお伝えしていきます。

1-1.「ノベルティグッズ」とは企業が無償で配るもの

「ノベルティグッズ」とは企業が無償で配るもの
冒頭でも触れたように、「ノベルティグッズ」とは企業が無償で配るものを指します。
ただし、自社商品への認知・購入・ファン化を目的として作るため「ノベルティグッズ」には、企業ロゴやサービス名が必ず入っているのが特徴です。

ノベルティグッズの実際の事例としては、下記のようなものがあります。

【ノベルティグッズの例】
  • 住宅メーカーの展示場で配布されるうちわ
  • 学習塾のパンフレットに同封されている消しゴムやボールペン
  • コンタクトレンズメーカーが街頭で配るポケットティッシュ
  • パソコンメーカーがイベント来場者に配るクリアファイル

など

こうした「ノベルティグッズ」の配布方法として一般的なのは、

  • 商品に付随させて配布する
  • 直接顧客に手渡す

などがあります。

原則として「ノベルティグッズ」は、お客様に喜ばれるグッズを選びます。
そのため、「喜ばれるもの=使いやすく実用的なもの」が定番となっています。

さらに、どの世代に配っても喜ばれるものを選ぶ傾向にあるため、よく選ばれる定番品として、下記のようなグッズを選ぶケースが多くなっています。

【ノベルティグッズの定番例】
  • タオル
  • ボールペン
  • クリアファイル
  • カレンダー

など

しかし、年々増える自然災害やコロナの蔓延などで、選ばれる「ノベルティグッズ」にも変化が表れています。こうした時代の変化に合わせたタイムリーなグッズも、多くのお客様に喜んでもらえる結果となっています。

【タイムリーなノベルティグッズの例】
  • 除菌スプレー・除菌ウェットティッシュ
  • マスク
  • LEDペンライト
  • 非常持ち出しセット

など

1-2.販促品・粗品・記念品の違い

「ノベルティグッズ」によく似た言葉として、「販促品」「粗品」「記念品」があります。

①販促品
特徴 配布対象
自社サービスや商品への購入を促すためのプロモーショングッズ。無償で配布する「販促品」の場合、企業ロゴやサービスの名称などが入っている場合とそうでない場合がある 店頭やイベント・展示会場などの来店・来場者、もしくは取引先

販促品とは、企業が無償で配布するものという点では「ノベルティグッズ」と同じですが、その狙いとしてはシンプルに
・自社サービスや商品への購入を促す
という点が大きく異なります。販促品には企業ロゴやサービス名が入っている場合と、そうでない場合があるのが大きな特徴です。

②記念品
特徴 配布対象
創立記念日や設立記念日、卒業記念など、関係者の中で記念日を祝い、想い出に残すために作られた品 記念日に関わる人(学校関係者や会社関係者など)

記念品とは、学校や会社、クラブやその他団体などで、創立記念日や設立記念日、卒業記念などの記念日を祝うために作られるものです。
関係者の中で想い出に残すために作られる品物のため、配布対象も記念日に関わる関係者のみとなります。

③粗品
特徴 配布対象
来店やサービス契約のお礼、アンケート回答のお礼など、お礼代わりに幅広く配布するもの。 企業名やロゴ、サービス名などが入るもの、まったくの無地で作られたものなどさまざまな種類がある。 お礼を伝えたい不特定多数の人

粗品とは、お礼の代わりに幅広く配布するものを指します。

・来店のお礼
・サービス契約のお礼
・アンケート回答のお礼

などの際に用いられます。
企業名やロゴ、サービス名などが入るもの、まったくの無地で作られたものなどさまざまな種類があるのが特徴です。
「ノベルティグッズ」とその他3種類との大きな違いは、「ノベルティグッズ」は商品・サービスの売り上げを伸ばし、顧客満足を高め、自社商品のファンを作るブランディングに注力しているという点です。

その点、「販促品」は自社サービスや商品の売り上げを伸ばすというシンプルな狙いがあり、その他の「記念品」や「粗品」は、販促やブランディングのためのグッズではなく、何かの記念やお礼代わりに配布されるため、その意味あいがまったく異なります。

この点をきちんと意識して、「ノベルティグッズ」を用意する際は、「ノベルティグッズの正しい意味」と「誰に対して配るのか」「どのような特徴を持つのか」という点に気を付けながら、製作の段取りをしてくださいね。

1-3.プレミアムとノベルティグッズの違い

もう一点、「ノベルティグッズ」とよく間違われやすいのが「プレミア(プレミアム)」です。

「プレミア(プレミアム)」とは、商品を購入したり、サービスを利用してくれた顧客に対し、感謝をこめて追加で配布する品物のことです。特典やおまけと同義になります。

たとえば、あるアーティストのアルバムを購入した場合、アーティストのポスターやサイン入りクリアファイルなど関連グッズがもらえることがあります。
このような商品を「プレミアム」と呼びます。

「ノベルティグッズ」と「プレミアム」は、一見よく似ていますが、両者の意味を正確に把握し、宣伝活動のなかで上手に使い分けていくことで、効果的なPRが期待できるでしょう。

2.ノベルティグッズを配ることで得られる4つの効果

ノベルティグッズを配ることで得られる4つの効果

1章で「ノベルティグッズ」の正しい意味をご紹介しましたが、ここで気になるのは、グッズ製作に費用も手間もかかるのに、どうして多くの企業は「ノベルティグッズ」を配布しようとするのかという点です。

実は「ノベルティグッズ」の配布には、以下のような効果が期待できるため、多くの企業は「ノベルティグッズ」の製作に前向きなのです。

ノベルティグッズを配布することで期待できる、4つの効果をくわしく見ていきましょう。

2-1.自社の認知度を上げる

「ノベルティグッズ」を配布する一番の目的は、なんといっても自社(製品やサービスも含む)の認知度を上げることです。

2-2.イベントなどで集客に役立つ

二番目の目的は、イベントや展示会などの集客に役立つことです。

茨城トヨペット株式会社では、「七夕」と「クリスマス」の園児向け恒例イベントで、社名入りのお菓子ボックスを配布したところ、イベントへの応募数が目に見えて上昇しました。それだけでなく、園児向けイベントであるがゆえに、毎年新規の顧客と出会うきっかけ作りにもなり、「ノベルティグッズ」を通じて消費者との距離を縮めるのに成功したとしています。

このように、来場者のニーズをつかんだグッズを配布することは、人を集めるのに大いに役立ちます。

2-3.他社との差がつく

3つ目の目的として、他社との差をつけることが挙げられます。

冒頭で、ペットのトイレ商品を販売したユニ・チャーム株式会社の事例をご紹介しましたが、並み居る競合他社が並ぶ陳列棚で、顧客に選ばれるのは至難の業です。
顧客にとっても、どの会社の猫用トイレ商品を選べばいいのか、頭を悩ませていることと思います。
そんなとき、商品の「ノベルティグッズ」として「スタイリストシール」が商品についているのを目にしたら、そのお得感と珍しさから、購入へとつながる可能性が高まります。
実際、同社の商品はグッズを付けて販売することで従来よりも売り上げを伸ばす好結果となりました。

まさに、他社との差をつけるのに「ノベルティグッズ」が役立った、好事例と言えるでしょう。

2-4.企業のイメージアップにつながる

「ノベルティグッズ」の選び方によっては、企業のイメージアップにつながることもあります。

たとえば、消費者にとって難しいと感じたり、わかりにくい事業内容を展開している企業が、親しみやすい、おしゃれで明るい「ノベルティグッズ」を製作して配布したとしたらいかがでしょうか?

以前アフラック生命保険株式会社では、マスコットキャラクターである「アフラックダック」を模した、ミニ人形やストラップを配布しました。生命保険となると、一定の利用者にとってはなじみがあっても、その他の人にとってはなかなか知る機会のない分野になります。

しかし、この「アフラックダック」のグッズ配布は、同社への親近感を持たせると同時に、子供たちにも興味を持ってもらうきっかけとなりました。
「なんだか難しそうな会社だな」ととっつきにくかったイメージが、「ノベルティグッズ」を介して大きく変わることとなりました。

これまで「自分には無関係」と思っていても、こうしたグッズをきっかけに、その会社や事業への興味がわくことも考えられるのです。

3.ノベルティグッズの製作フロー

ノベルティグッズの製作フロー

前章でご説明した「ノベルティグッズ」の目的が一通り理解できたら、さっそく実際のグッズ製作をしてみましょう。

現在、「ノベルティグッズ」を製作する方法として、「ノベルティグッズ」製作会社に依頼するケースが多くなっています。
ここでは、こうした専門会社に依頼する場合、実際の発注までどのようなステップがあるのか確認してみます。

ノベルティグッズの製作フロー フローチャート

【STEP1】社内で詳細を決める

まずは、ノベルティグッズを用意する前段階として、以下の方向性を決めておくことが重要です。

  1. 配る目的を明確にする
  2. 配る相手(ターゲット)を定める
  3. 配る場所(店頭なのか?イベント会場なのか?商品付随型なのか?など)を想定し最適な商品を選ぶ

たとえば、「2-2.イベントなどで集客に役立つ」でご紹介した茨城トヨペット株式会社では、地域とつながりを持ち、かつ新規顧客を獲得するため、七夕やクリスマスなどのイベント行事を実施したことはお伝えしたかと思います。

この事例に当てはめてみると

  1. 配る目的を明確にする
    →七夕やクリスマスのイベント来場者を増やす
    →地域のなじみの会社として認知してもらう
  2. 配る相手(ターゲット)を定める
    →地域の子供たち(を通じてその保護者にアピール)
  3. 配る場所(店頭なのか?イベント会場なのか?商品付随型なのか?など)を想定し最適な商品を選ぶ
    →店舗で配布する。
    地域の子供たちに向けたお菓子の詰めあわせ

となります。
実際このイベントは、子供たちやその保護者に喜ばれ、来店者を増やす結果につながりました。
このように、ノベルティグッズを製作する際は、目的・ターゲット・配布場所・配布物をしっかり決めておくことが重要になってきます。

【STEP2】製作会社に在庫確認

次に、「ノベルティグッズ」の製作を請け負ってくれる会社を探し、自分たちの希望商品があるかを確認します。気に入った商品が見つかったら、まずは製作会社に在庫確認をしましょう。
なぜなら、「ノベルティグッズ」は在庫商品の変動がとても活発だからです。その特性上、何百何千という大量受注が入ってしまうと、すぐに品薄になってしまうので、事前確認はとても重要です。

【STEP3】サンプルを取り寄せる

希望商品が決まったら、サンプルを取り寄せましょう。
なぜサンプル確認が必要かというと、以下のことを確認する必要があるからです。

  • 実際の商品の質感
  • 大きさ
  • 重さ
  • 色味
  • 運びやすさ

こういったことは、本物を見てみないとわかりません。
発注後に出来上がった商品を見て、「思っていたものと違う!」とならないためにも、事前のサンプル確認は怠ってはいけません。
ちなみに、サンプルの購入金額や配送料は、別途かかりますが、本発注へつながれば料金を相殺してくれる店舗も多く存在します。

※ちなみにバズノベルティでも、正式注文(30,000円以上)をご契約いただければ、サンプルにかかった費用は相殺させていただきます。どうぞ安心してご利用ください。

【STEP4】発注

サンプルにも満足できたら、さっそく発注しましょう。
発注方法は店舗により異なりますが、主に

  • オンライン注文
  • 電話注文
  • FAX注文

などを通じて注文していただくことが可能です。

【STEP5】名入れの場合はデータ入稿

「ノベルティグッズ」で重要な名入れですが、社名やサービス名、ロゴやURL、QRコードなどのテキストを入れる際は、入れたい内容をデータで入稿します。

そうはいっても、名入れがイメージ通りの仕上がりになるかどうかはとても不安ですよね。

バズノベルティでは、このような不安を解消するために、データ入稿後に「イメージ画像」を作成して実際の仕上がりを確認してもらいますので、安心感が違います。

【STEP6】ノベルティグッズが届く

「ノベルティグッズ」が手元に届いて完成です!
届いた「ノベルティグッズ」は、

  • 注文通りの個数が入っているかどうか
  • 破損しているものはないかどうか

をきちんと確認しましょう。
無事確認が済みましたら、「ノベルティグッズ」を配布するタイミングが来るまで上手に保管しておきましょう。直射日光が当たりやすかったり、湿気の多い場所などに放置しておくと、せっかく作ったグッズも傷んでしまいます。
保管にふさわしい場所に、配布時期が来るまで安置しておくことをおすすめします。

4.ノベルティグッズの製作で押さえておきたいポイント

ノベルティグッズの製作で押さえておきたいポイント

3章で「ノベルティグッズ」製作までの流れを確認しましたが、いざグッズ製作を始めようと思っても、どのような点に注意して、発注すればいいのかわからず困ってしまいますよね。

そんな方のために、「ノベルティグッズ」製作で押さえておきたい重要ポイントをお伝えしましょう。 全部で4項目あります。

4-1.訴求したいターゲットを明確にする

もっとも重要なのは、「ノベルティグッズ」を配布する際のターゲットをきちんと定めておくことです。
「ノベルティグッズ」を配布する場所として、イベントや展示会場、商業施設や店舗などが考えられますが、その際、

  • どんな人に
  • 何を狙いにして
  • どのような品を配るのか

を想定することはとても重要です。このようなターゲティングをしっかりしておくことで、「ノベルティグッズ」を多くの人に受け取ってもらえるかそうでないかが、決まって来るからです。
たとえばビジネスマンを対象にするのなら、ビジネスに使用できる文具や小物が喜ばれ、若い女性に配布するのなら、仕分けに便利なポーチやバッグが好まれます。相手に喜ばれ、末永く使ってもらうためにも、ターゲットの設定はきちんと行っておきましょう。

4-2.実用性が高いものを選ぶ

2つ目に重要なのは、実用性が高いものを選ぶという点です。

日常生活や仕事のシーンなどで、しょっちゅう使用するものであれば、受け取り側にも「もらってよかった!」と喜ばれます。

「LION PROMO BLOG」によると、どのようなノベルティなら受け取るのか、実際の消費者に尋ねたところ、以下のような結果が出ました。

【どのようなノベルティなら受け取りますか?】

どのようなノベルティなら受け取りますか? 結果グラフ

上図を見てもわかるように、実に65%の人がノベルティに実用性を求めていることが判明しました。
ただ置いて眺めるだけのものや、日常的にまったく活躍シーンのない商品だと、「自分にとって重要でないもの」と思い込んでしまいます。そうならないためにも、実用性の高い品を選び、顧客の心をひきつけられるよう努力してみましょう。

4-3.配布場所・季節感を意識する

配布場所や季節感を意識するのも大切です。
店頭での配布ならば、手の除菌に役立つウェットティッシュや感染防止のためのマスクなど、状況や場所に応じて配ることが重要です。
また、イベント会場ならばあちこちのブースで集めたパンフレットや資料などが入るトートバッグなどが大いに役立ちます。

季節で見てみると、夏場ならもらってすぐに涼しくなるうちわ扇子が喜ばれますし、冬ならカイロブランケットなどがその場で役立ってくれます。
その場その場に合った実用的なものを選ぶことで、利用者の利用シーンに沿った「ノベルティグッズ」を選べる企業として、会社の印象も上がることでしょう。

4-4.持ち運びしやすいものを選ぶ

最後に大切なのは、持ち運びしやすいコンパクトなものを選ぶことです。

どんなに使い勝手がよさそうでも、非常に重たかったり、、サイズが大きかったり、はたまた手から滑り落ちやすいような形状をしたものだと、受け取る側は非常に苦労してしまうからです。

「ノベルティグッズ」はできるだけコンパクトで軽いものを選ぶこと。
持ちにくい形状であれば、持ち運びしやすい取手やひもなどがついているものを選ぶのがベストです。

5.ノベルティグッズを製作する際の注意点2つ

ノベルティグッズを製作する際の注意点

4章で「ノベルティグッズ」製作の際に押さえておきたい、4つのポイントについてお伝えしましたが、一方で、必ず注意しなければならない点があることも忘れてはいけません。

予算も時間もかけて作る「ノベルティグッズ」だからこそ、失敗しないためによく見ておきましょう。

5-1.権利を侵害しない

「ノベルティグッズ」で注意しておかなければならない権利とは、次のようなものを指します。

  • 著作権の侵害
    →有名キャラクターやマスコットなどを無断で使用していないか
  • 肖像権の侵害
    →芸能人やスポーツ選手など有名人の写真を無断で使用していないか
  • 商標権の侵害
    →「ノベルティグッズ」に社名や店名を入れる場合、たとえばマグカップへの名入れはOKでも、Tシャツなどの名入れは、すでに別企業が商標権を登録しているので「不可」になっていないか

など、考えられるいくつかの権利に注意しておきましょう。
きちんと調べてから製作しないと、結局法的なトラブルに発展し、すべてを回収せざるを得なくなってしまいます。

5-2.季節もののグッズは早めに手配しておく

夏や冬など、季節にまつわるタイムリーなグッズは、受け取り側にもとても好評ですよね。 しかし、このように喜んでもらえるのは、タイミングよく配布できてこそ。

そのため、大量発注をする予定があるならば、品切れにならないよう、早め早めから商品の確保に動くことが重要です。なぜなら、同時期にあちこちの企業も同じようなグッズを手配すべく、品確保に動き出していると考えられるからです。

一度在庫が切れてしまうと、再入荷するまでに待機する必要があります。その間に季節が過ぎ、大切なタイミングを失ってしまうことも考えられます。

6.自社事業とつながりのあるグッズを選ぶ

自社事業とつながりのあるグッズを選ぶ

前章まで「ノベルティグッズ」について、その製作効果や発注までのフロー、製作するにあたって押さえておきたいポイントなどをご紹介してきましたが、今一度「ノベルティグッズ」の本来の目的をおさらいしてみましょう。

「ノベルティグッズ」を製作・配布する目的は、

  • 会社の認知度を上げる
  • ブランディング
  • 顧客強化
  • 売り上げアップ
でした。こうしたすべての目的を満たす「ノベルティグッズ」の製作方法としておすすめなのが、自社の事業内容と結びついたグッズにするということです。

たとえばエースコック株式会社では、2020年、エキナカ無人ラーメン店「モッチッチステーション」を渋谷駅にオープンしました。期間限定の出店でしたが、その際の来店者へのノベルティグッズで配られたのが、「こフタ」
エースコックのキャラクター「こぶた」をあしらった、コルクコースターで、カップ麺の蓋を押さえるのに役立つものでした。

商品の見た目も限定感があって魅力的ですが、なによりも熱湯を注いだ後ラーメンの蓋をきっちり押さえられるという、本来の飲食事業と結びついたグッズ内容が、大変秀逸な例だと言えるでしょう。

7.人気のノベルティグッズTOP5

人気のノベルティグッズTOP5

「ノベルティグッズ」を作る際に、押さえておきたいポイントとして、

  • 訴求したいターゲットを明確にする
  • 実用性が高いものを選ぶ
  • 配布場所・季節感を意識する
  • 持ち運びしやすいものを選ぶ
という4点をご紹介しましたが、実際にどんなノベルティグッズが選ばれているのか気になりますよね。

株式会社トランス「人気ノベルティ調査結果」がリサーチした結果によると、以下のようなノベルティグッズが利用者に喜ばれていることがわかりました。

「どんなノベルティグッズがあると嬉しいですか?」

「ノベルティグッズ」とは企業が無償で配るもの

そこで今回は、上位5位までのノベルティグッズについて詳しく見ていくことにしましょう。
バズノベルティで取扱いのある商品と関連してご紹介していきますので、ぜひ参考になさってみてくださいね。

【1位】エコバッグ・トートバッグ

マチ広 ポータブルレジバッグ

幅広い年代に人気のある商品です。
店舗でのビニール袋が有料化されてから、エコバッグを持ち始めたという方も多いことでしょう。

こちらのバッグは、マチが広いためお弁当のような幅が広いタイプの品を入れることもでき、また持ち手が幅広いため、重たいものを掲げても指が痛くなりにくいのが特徴です。

収納時は、本体に縫いこまれているベルトを活用して、バッグを小さくたたむこともできるので便利です。

マチ広 ポータブルレジバッグ
サイズ 使用時:約180×270×195mm 収納時:約50×100×30mm
1個当たりの価格163円 (税込)
特徴・マチが広いのでお弁当を平置きできる
・持ち手が幅広く指が痛くなりにくい
・2色の展開で性別・年齢問わず幅広く持てる
・付随のゴムバンドでバッグをコンパクトにたためる
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【2位】マスク・除菌アイテム

除菌アルコールシート30包

2位にランクインしたのは、「マスク・除菌アイテム」です。 今回はそのなかでも、「除菌アルコールシート30包」をご紹介します。

こちらの商品は、濃度70%~95%のエタノールを配合。 いつでもどこでも、気になる場所を拭き取れる除菌シートタイプです。

アルミフィルムで個包装されているため、衛生的で持ち運びに困りません。

除菌アルコールシート30包
サイズ7.5×7.5cm
1個当たりの価格438円 (税込)
特徴・拭き取りタイプなので用途が広い
・アルミフィルムの個包装で衛生的にくい
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【3位】タオル類

今治きんぼしハンドタオル

やわらかい手触りがうれしい今治産の上品なハンドタオルです。優しい綿素材が、肌にふんわり寄り添います。コロナ禍で手洗い回数の増えた今、ハンドタオルは何枚あってもうれしいアイテムです。

箱入りの商品なので、配布する際も衛生的で商品の型崩れも心配いりません。

今治きんぼしハンドタオル
サイズ約34×34cm
1個当たりの価格242円 (税込)
特徴・優しい綿素材
・縁起の良い金色のラインがアクセント
・タオルのトップブランドである今治産
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【4位】ノート・ペンなどオフィス文具用品

カラフルラバーボールペン

ノベルティグッズの定番と言えば、やはりボールペンなどの文具でしょう。 こちらの商品は、黒インクのボールペンで色鮮やかな5色のラバーグリップが特徴的です。

ラバーグリップで指が滑らないため、長時間文字を書く際もリラックスして使用することができます。配布の際は透明袋に入れた状態で配ります。

カラフルラバーボールペン
サイズ全長約14cm
1個当たりの価格20円 (税込)
特徴・超低価格で高コスパ
・指の滑り止め用にラバーグリップを採用
・鮮やかな5色展開
・黒のボールペンインク
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【5位】ポーチ・ケース類

クッションフラットポーチ(M)

EVAでできた分厚い生地が中のものを守るポーチです。衝撃に弱い、タブレットやスマホ、モバイルバッテリーなどの電子機器の携帯にオススメのポーチです。

シルク印刷で広い範囲に名入れができ、学校や塾など教育関係者必見。

クッションフラットポーチ(M)
サイズ約180×250mm
1個当たりの価格185円 (税込)
特徴・クッション性の高いEVA素材
・タブレットの携帯にピッタリサイズ
・口元はファスナーで小物の紛失予防に効果的
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このように、上位5位に上がっているノベルティグッズを見ると、やはり「実用性が高いもの」「持ち運びしやすいもの」が大きな人気を集めていることがわかります。

「ノベルティグッズ」を選ぶ際は、さらにそれぞれの配布場所や配布する季節、配布ターゲットなどを考慮に入れたうえで、もらって喜ばれるグッズを選んでみてくださいね。

8.「ノベルティ」の制作でお悩みなら!「バズノベルティ」

ご一読いただき、さっそく「ノベルティグッズ」を作ってみたいと思われた方も多いことでしょう。

しかし、検索していただくとすぐにわかりますが、「ノベルティ」を製作する会社は数多くあります。どこも似たようなサービスを提供しているため、一体どこに依頼すればいいのか、いまいち選びきれないこともあるかもしれません。

そんなときは、迷わず「バズノベルティ」へご相談ください。

当店をおすすめする理由は、次の3つです。

①ご相談に丁寧に応じます

「どんな品を選べばいいのかわからない」
「予算内でお客さんに喜ばれるものを製作したい」
など、「ノベルティグッズ」に関するご相談に丁寧に対応いたします。

初めての「ノベルティグッズ」製作でも、安心してご依頼いただけるよう、ご不明な点は事前にしっかり確認します。

②高品質な名入れを提供します

「バズノベルティ」の名入れ(販促品に会社名やロゴ、URL、QRコードなどを入れること)は、高品質な仕上がりになると多くのお客様に喜んでいただいています。

実際に名入れする前に、必ずイメージ図を作成しますので、事前に出来上がりの様子がわかり安心です。

③リーズナブルな価格で良質のものを提供します

リーズナブルな価格で良質の商品を提供します。
商品の価格帯は10円台~3万円台まで幅広く用意しており、ご予算に合わせた最適な内容を選ぶことが可能です。
実際に寄せられたお客様の声でも、以下のように喜ばれています。

バズノベルティはリーズナブルな価格で良質の商品を提供します。

メールでのお問い合わせはこちらからどうぞ。

9.まとめ

今回は「ノベルティグッズ」について、グッズ配布で得られる効果やグッズ製作で押さえておきたいポイント・注意点・製作フロー、さらに、実際の「ノベルティグッズ」で人気のある品についてご紹介してきました。

そのなかで特に意識しておきたいのは、「ノベルティグッズ」は以下のような4つのポイントを押さえて製作することがとても重要だということです。

・訴求したいターゲットを明確にする
・実用性が高いものを選ぶ
・配布場所・季節感を意識する
・持ち運びしやすいものを選ぶ

この点をきちんと取り入れるかどうかで、受け取ってもらえる数も大きく変動します。

自社をより深く知ってもらうために、費用や手間をかけて製作する「ノベルティグッズ」。
せっかく精魂込めて作るのですから、1人でも多くの人に喜んで使ってもらえることが大前提です。

そのためには、今回ご紹介した情報をぜひ参考にしていただき、素敵な「ノベルティグッズ」を作ってみてくださいね!

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