只今電話に出られません。
お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

SDGs 事例集

SDGs事例14選!会社・学校・都道府県別に厳選して紹介

SDGs 事例集

「SDGsと一言で言っても、具体的どんな活動をすればいいか分からない」
「SDGs活動の事例をたくさん見たい。」

そのように考えてはいませんか?

本記事では経団連や経済産業省からSDGs活動の好事例として取り上げられているものを厳選しました。
業界や組織の規模感によってもSDGsの活動はそれぞれ異なりますので、今回は「会社」「学校」「地方自治体」に分けて14の事例を紹介します。

SDGs事例集

「SDGsを取り組みたいけど、何を取り組めば良いか分からない。」
「いろんな組織のSDGsの取り組み事例をたくさん見てみたい。」

という方におすすめの内容になっています。

1.大企業のSDGsの取り組み事例3選

SDG取り組みイメージ

まずは日本を代表するような大手企業のSDGsの取り組みについてご紹介します。

今回ご紹介する企業は以下の企業です。

大企業のSDGsの取り組み事例3選

それでは順に詳しく解説していきます。

1-1.トヨタ自動車株式会社

日本を代表する自動車メーカーのトヨタではSDGsの取り組みの一環として、エコカーの開発に注力しています。

水と酸素を化学反応させて電気を作る水素自動車「MIRAI」を開発し、走行時に水しか排出しない「究極のエコカー」を開発したことで以下のSDGsの目標達成に貢献しているのです。

取り組んでいるSDGsの目標

エネルギーをみんなに そしてクリーンに気候変動に具体的な対策を

では具体的に水素自動車「MIRAI」を開発することがどのようにSDGsの目標達成につながっているのか詳しく見ていきましょう。

①ガソリン・電気フリーでクリーンなエネルギー社会に貢献
水素自動車「MIRAI」の開発によりガソリンも電気も使わないクリーンな車社会の実現を目指しています。

水素自動車が走行するのに必要なのは水と酸素のみで、走行時も水蒸気のみが排出されるため、CO2の排出はほとんどゼロです。

新しいモビリティ開発によりクリーンな車社会の実現を目指しています。

②CO2排出ゼロのクルマ社会の実現により地球温暖化対策に貢献
水素自動車などのエコカーを開発し、エコカーの普及を推進することで、地球温暖化を防ぐことに貢献しています。

水素自動車や電気自動車など、CO2をほとんど排出しないエコカーをたくさん開発することで、深刻化する地球温暖化を防いでいます。

参考:「KeidanrenSDGs」トヨタ自動車株式会社

1-2.アサヒグループホールディングス

アサヒグループホールディングスではSDGsの取り組みとしてビール醸造の副産物であるビール酵母細胞壁を用いて農業資材を開発し、地球に優しい農業をすることに役立っています。

この農業資材の開発により以下のSDGsの目標達成に貢献しています。

取り組んでいるSDGsの目標
飢餓をゼロに作る責任つかう責任気候変動に具体的な対策を陸の豊かさも守ろう

では具体的に新しい農業資材を開発することがどのようにSDGsの目標貢献につなげているのか見ていきましょう。
①農産物収集の増加や品質の向上
ビール酵母細胞壁を用いた農業資材は植物の免疫力を高め、農薬や化学肥料に頼ることなくたくさんの野菜を高品質で収穫することができます。

農産物収集の増加により、食料が行き渡らない国の飢餓対策に貢献しています。

②原材料を使い切る
ビール醸造時に発生する副産物を捨てることなく、別用途で使用することで原材料を余すことなく使用することができています。

③新しい農業資材で収穫時のCO2を削減する
地球に優しい農業資材の開発により、地球温暖化に役立てています。

実は農薬や化学肥料を使用することで亜酸化窒素ガスが発生し、亜酸化窒素ガスは二酸化炭素の約310倍の温室効果があると言われています。

アサヒグループが開発した農業資材を使うことで稲収穫時のCO2削減が見込まれています。

④新しい農業資材の開発により農薬や化学肥料の使用量を削減して地球に優しい農業を提供
農薬や化学肥料の使用は土壌の悪化や川の汚染に繋がります。

アサヒグループが開発した地球に優しい農業資材の使用により、陸域・内陸淡水生態系の保全ができています。

参考:「KeidanrenSDGs」アサヒグループホールディングス

1-3.旭化成

旭化成ではインドの貧困層やジェンダーに配慮した開発戦略を行っています。

旭化成が持つ技術やノウハウをインドの工場職人に提供したり、服飾専門学校を支援したりすることで以下のSDGsの目標達成に貢献しています。

取り組んでいるSDGsの目標
貧困をなくそうジェンダー平等を実現しよう働きがいも経済成長も産業と技術革新の基盤をつくろう

では旭化成のインドの開発戦略がどのようにSDGsの目標達成につながっているのか詳しく見ていきましょう。

①インドの貧困層に働く機会を提供し、貧困問題を解決
自社製品の「ベンベルグ糸」を扱う工場の職人に技術やノウハウを提供して、インドの若者貧困層が仕事に困らないような環境作りをしました。

若者貧困層が継続的に働き、貧困を無くすサポートをすることで貧困問題を解決することに取り組んでいます。

②服飾専門学校を支援してインド社会で女性が活躍しやすい社会に貢献
将来を担う若手の女性服飾専門学生を支援することで新しいファッションの創出し、女性の活躍を推進しています。

旭化成のベンベルグ糸はインド人女性の民族衣装を作るのに適しています。
ベンベルグ糸を使った女性民族衣装の新しいファッションを創出して、女性が活躍しやすい社会の開発をしているのです。

旭化成は女性がベンベルグ糸を使って生産するところまで支援することでジェンダー平等に貢献しています。

③原糸の生産から最終生地までを全体強化することで長期的な産業育成を実現
原材料の販売だけに留まらず、生産から加工までの全体を強化し、産業育成することでインド経済の底上げと製糸産業の基盤を強化しています。

原料の生産技術を職人に伝え、それを民族衣装として加工する支援を行うことで長期的なインドでの産業基盤を固めることに成功してるのです。

参考:「KeidanrenSDGs」旭化成

2.中小企業のSDGsの取り組み事例4選

中小企業のSDGsの取り組み事例4選

続いて中小企業におけるSDGsの取り組みについてご紹介していきます。

中小企業でもSDGsの取り組みは活発に行われています。
以下が今回ご紹介する企業です。

中小企業のSDGsの取り組み事例

ここでは、経済産業省で好事例と紹介されているものについて解説していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

2-1.ウォータースタンド株式会社

ウォータースタンド株式会社は自社製品のウォータースタンドを街中に設置することで2030年までに使い捨てプラボトル30億本削減に取り組もうとしています。

2019年から地方自治体と使い捨てのプラスチック削減に向けた連携協定を締結し、マイボトルに給水を呼びかける「ボトルフリープロジェクト」を推進することで以下のSDGsの目標達成に貢献しています。

取り組んでいるSDGsの目標
安全な水とトイレを世界中に住み続けられるまちづくりをつくる責任つかう責任気候変動に具体的な対策を海の豊かさを守ろう

ではどのようにSDGsの目標達成につながっているのか詳しく見ていきましょう。

①世界水準で水問題を考え、新しい水文化を創出
世界では糞尿で汚染された水を飲料水として飲んで苦しんでいる人がいます。

ウォータースタンド株式会社は世界基準で水問題を考え、新しい水文化を生み出す努力をしている会社です。

水道直結型のウォータースタンドが普及することで水の効率化が可能になり世界の水問題を解消することを目指しています。

②街中にウォータースタンドを設置
ウォータースタンド株式会社は地方自治体と連携して、自社製品のウォータースタンドを街中に設定しました。

これにより誰もが安全でおいしい水をどこでも飲めるようになり、さらに住みやすい街となりました。

③「ボトルフリープロジェクト」
2019年から地方自治体と使い捨てのプラスチック削減に向けた連携協定を締結し、マイボトルに給水を呼びかける「ボトルフリープロジェクト」を推進しました。
この活動によりSDGsの「12. つくる責任、つかう責任」「13. 気候変動に具体的な対策を」の目標に貢献しています。

地方自治体と連携して自社製品のウォータースタンドを159台設置したことにより、推計で、使い捨てプラボトル削減本数は5701万本、CO2の排出抑制量は5991.86t-CO2にもなったのです。

自社製品が直接的にSDGsに役立つと考えて、ウォータースタンド設置による、使い捨てプラボトル削減に貢献しています。

④使い捨てプラボトルを減らすことで海の保全に貢献
ウォータスタンド設置によりプラスチックボトルを減らすことで海の保全に役立っています。

プラスチックの増加量は人口増加に伴い、爆発的に伸びてきています。使用したプラスチックは海にそのまま捨てられ、海の生態系が壊されているのはご存知でしょうか。

クジラのお腹の中から山のようなプラスチックがでてきた話は有名ですが、小さな魚においても砕けたプラスチックを誤飲して生態系を壊す事態が発生しています。

ウォータースタンド株式会社ではプラスチックボトル削減により、こうした問題解決にも努力しているのです。

参考:関東経済産業局「SDGsに取り組む中小企業等の先進事例の紹介」

2-2.株式会社山翠舎

株式会社山翠舎では廃材の「古木」を利用して、空き家問題と廃棄物削減・脱炭素社会の実現に貢献しました。

株式会社山翠舎は空き家となった古民家が社会問題化している現実に直面し、地元企業として地域課題の解決に貢献したいという想いから、地元の古民家の古木を活用する事業を始めたことで以下のSDGsの目標に貢献しました。

取り組んでいるSDGsの目標
働きがいも経済成長も産業と技術革新の基盤をつくろうつくる責任つかう責任気候変動に具体的な対策を陸の豊かさも守ろうパートナーシップで目標を達成しよう

廃材の「古木」を活かすことで、どのようにSDGsの目標達成につながっているのか詳しく見ていきましょう。

①「古木」を活かした家具とリフォームで新しい価値を創出し古木産業の基盤を構築
古民家から入手できる「古木」を活用したリフォームや家具の製作をすることで古木の新しい価値を生み出し、古木産業の基盤を作り上げました。
これによりSDGsの「8. 働きがいも経済成長も」「9. 産業と技術革新の基盤を作ろう」に貢献をしているのです。

株式会社山翠舎の古木を使った家具やリフォームは数多くの企業や店舗で導入され、古木産業の基盤を作ることに成功しています。
銀座に完成し、話題となった「MUJIHOTEL」では、株式会社山翠舎の「古木」を使ったベンチが導入されたりもしました。

またこの活動により、職人の若返りも実現することができており、今では20-30代の職人が8割を超えています。

捨てるはずだった古木を生かして、新たなビジネスモデルと産業基盤を構築することができたのです。

②「古木」を再利用して廃棄物をできるだけ少なくする
廃棄されるはずだった「古木」を再利用することで、廃棄物を少なくしています。

古木を加工し販売することで木材を余すことなく最後まで使い切ります。限りある資源を大事に使うという責任を果たすことができています。

③廃棄時に発生するCO2を削減し、地球温暖化対策に貢献
古木を再利用することで古木を焼却処分する時に発生する二酸化炭素の排出を抑制しています。

二酸化炭素の排出量が限りなくゼロになる脱炭素化社会に貢献しています。

脱炭素化社会とは
脱炭素化社会とは、地球温暖化の原因の二酸化炭素排出量を限りなくゼロになる社会のことです。
以前までは二酸化炭素の排出を抑える低炭素社会の実現を目指していましたが、それでは歯止めが効かないとなり、脱炭素社会に変わりました。


④木材を出来るだけ長く使い、限りある資源を大事に使う
暮らしを支える木材を出来るだけ長く大事に扱うことで森林保全にも役立ています。
実は森林伐採により世界では毎年東京都59個分の森林が失われているのです。

限りある木材を長く大事に使うこの事業により、森林保全にも貢献できています。

⑤パートナーシップで目標を達成しよう
地域の空き家問題を古木の再利用事業によって解消することができています。

今まで手つかずだった空き家を解体して、そこから出る「古木」を活用する活動を行ったことで、徐々に地域の空き家問題の解決にも貢献しているのです。

地域とパートナーシップを構築して共に課題を解決する関係性を作ることができました。

参考:関東経済産業局「SDGsに取り組む中小企業等の先進事例の紹介」

2-3.たねやグループ

和菓子・洋菓子で有名なたねやグループではお菓子の製造と農業を兼ね備えるラコリーナという施設を保有しています。

ラコリーナでは生産から加工までを全て施設内で行ったり、地域の人に田植えのワークショップなどの取り組み行うことで以下のようなSDGsの目標を達成することに貢献しています。

取り組んでいるSDGsの目標
住み続けられるまちづくりをつくる責任つかう責任陸の豊かさもまもろう

たねやグループがどのようにSDGsに貢献しているのか具体的に解説していきます。

①地域の子どもたちにワークショップと通じて伝統や素材を大切さを伝える
たねやグループ所有施設のラコリーナで田植えのワークショップや近江八幡の伝統を継承することで、地域と共に持続可能な街づくりを目指しています。

この活動により子どもたちは原材料の大切さや、近江八幡の美しい景観を守る重要性を理解することができているのです。

住み続けたくなるような街づくりを地域と一体となって行っています。

②生産から加工までを一貫して行うことで食品ロスを少なくする。
ラコリーナはお菓子を加工する工場と原材料を生産する農場が一体となった施設です。

施設内で原材料の生産から工場での加工を一貫して行うことで食品ロスをできるだけ少なくする努力をしています。

③10万本の木を植えて、美しい景観を守る
近江八幡の美しい景観を守るために、森作りプロジェクトをラコリーナで行っています。

10万本の木を植えることを目標に活動しており、近江八幡の美しい景観を守る活動を地元の人たちと協力しながら続けています。

参考:近畿経済産業局「関西発SDGs貢献取組事例集」たねやグループ

2-4.株式会社TREE(トゥリー)

経営マーケティングコンサルタント事業や映像プロダクション事業などを行っている株式会社TREEでは、SDGsを理解するためのメディア「SDGs TV」を開始しました。

SDGsを理解するためのメディア「SDGs TV」を始めることで以下のようなSDGsの目標達成に貢献しています。

取り組んでいるSDGsの目標
パートナーシップで目標を達成しよう

「SDGs TV」の活動がどのようにSDGsに貢献しているのか具体的に見ていきましょう。

①SDGsを深く理解するためのメディアを立ち上げて、SDGs浸透に貢献
株式会社TREEでは自社の強みである動画制作技術を生かして、SDGsメディア「SDGsTV」を立ち上げて、SDGsがより深く浸透する活動をしています。

SDGsTVでは「知る」「探る」「考える」「話し合う」をテーマに動画を制作しており、教育組織など様々なところで活用されています。

「SDGs TV」を通したパートナーシップを構築して、関わる人達と共にSDGsの目標達成ができるような取り組みを行いました。

参考:近畿経済産業局「関西発SDGs貢献取組事例集」株式会社TREE

3.学校で取り組まれているSDGsの取り組み事例2選

学校で取り組まれているSDGsの取り組み事例2選

企業だけではなく学校法人でもSDGsの取り組みがされています。
文部科学省が以下のような学校を好事例として紹介しています。

学校で取り組まれているSDGsの取り組み事例

学校ならではの取り組みがあるので企業との違いを見ていきましょう。

3-1.慶應義塾大学

慶應義塾大学では、SDGsという国際目標は学生にとって遠い存在であると考え、学生に一番近いキャンパス内でひとりひとりがSDGsを意識したアクションが行える「キャンパスSDGsプロジェクト」の取り組みを始めました。

この活動により以下のようなSDGsの目標達成に貢献しています。

取り組んでいるSDGsの目標
働きがいも経済成長も

「キャンパスSDGsプロジェクト」がどのようにSDGsに貢献したのか具体的に解説していきます。

①ひとりひとりがSDGsを意識したアクションが行える「キャンパスSDGsプロジェクト」を実施
「キャンパスSDGsプロジェクト」では、SDGsの目標が記載されたステッカーを作成し、キャンパス内の食堂や教室、トイレなど至る所にステッカーを貼り、学生が普段の生活のなかでSDGs17つの目標を取り入れて考えられるような活動を始めました。

ひとりひとりがSDGsを意識して行動をするボトムアップ型のアプローチを実施し、これから社会で活躍する学生がSDGsの視点を持つきっかけを作ることに貢献しました。

SDGsの視点を持った学生が社会で活躍し、SDGsに貢献出来るような人材を輩出することを目指しています。

出典:文部科学省「教育現場におけるSDGsの達成に資する取組 好事例集」慶應義塾大学

3-2.成蹊中学・高等学校

成蹊学園では中学生の有志団体がタンザニアとの学校交流企画「Jumbo Tanzania!!」を行いました。
タンザニアの学生と協働的なプロジェクトを遂行するなかで、多様性を理解し、深い価値観を構築する教育機会を作ったのです。

「Jumbo Tanzania!!」の実施で以下のようなSDGsの目標達成に貢献しました。

取り組んでいるSDGsの目標
パートナーシップで目標を達成しよう

成蹊学園のこの活動が、どのようにSDGsの目標達成につながっているのか詳しく見ていきましょう。

①タンザニアの学生との共同プロジェクトスタートにより深い価値観を教育
タンザニアの学生と共同で行う「Jumbo Tanzania!!」を行うことで、多様性の理解と深い価値観を考える教育機会を生み出すことができました。

「Jumbo Tanzania!!」では以下のようなことを行っています。

「鉛筆を贈ろうプロジェクト」
「鉛筆を贈ろうプロジェクト」は校内に呼びかけて、集められた文房具を成蹊学園の卒業生を通じてタンザニアの学生に贈るプロジェクトです。

贈られた文房具を手に持ったタンザニア学生の写真は文化祭で展示され、その写真に文房具を贈った成蹊学園の学生がコメントを書くことで双方向の交流ができるような工夫をしました。

この活動は双方向が交流できる方法として国際交流のモデルになると考えられています

「アートマイルプロジェクト」
タンザニアの学生と共同で美術作品を作る「アートマイルプロジェクト」を実施しました。
日本とタンザニアでそれぞれ二枚の絵を作り、それを合わせて1枚の絵にするというアートプロジェクトです。

お互い母国語ではない、英語でのやりとりで意思疎通は大変だったのですが、スカイプでのビデオ電話での交流を通じて、なんとか完成することができました。

発表当日にもスカイプでタンザニアと繋ぎ、学内だけに留まらないSDGsを浸透するアクションも行ったのです。

学内だけではなく、国を超えてのパートナーシップ構築により、広くSDGsのを普及し、成蹊学園生に多様な価値観を教育しました。


タンザニアの学生や成蹊学園の卒業生などを巻き込み、国際的なパートナーシップを構築することで、SDGsの「17. パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献しています。

さらにこの活動により中学高等学校の教育にふさわしい多様性などの深い価値観を作ることができたのです。

参考:文部科学省「教育現場におけるSDGsの達成に資する取組 好事例集」成蹊中学・高等学校

4.地方自治体で取り組まれているSDGsの取り組み事例3選

地方自治体で取り組まれているSDGsの取り組み事例

地方自治体でもSDGsの取り組みは活発にされています。参考に出来るポイントがたくさんあるのでぜひ参考にしてみてくださいね。

SDGsの取り組みとして県民から最も評価されている「鳥取県」と経済産業省でSDGsの取り組み好事例として紹介されている市町村を2つご紹介させて頂きます。
以下が今回ご紹介する地方自治体3選です。

地方自治体で取り組まれているSDGsの取り組み事例3選

4-1.鳥取県

鳥取県は鳥取県らしい持続可能な地域発展を行う「とっとりSDGs宣言」をしました。

SDGsを絡めたイルミネーション企画や、企業と協力してSDGsを達成する「とっとりSDGsパートーナー制度」を導入して以下のようなSDGsの目標達成に貢献しました。

取り組んでいるSDGsの目標
パートナーシップで目標を達成しよう

鳥取県はどのようにSDGsに貢献しているのか見ていきましょう。

①「とっとりSDGs宣言」を行い、鳥取県全体にSDGsを浸透
鳥取県ではSDGs浸透のために「とっとりSDGs宣言」を行いました。



具体的には、SDGsを絡めたイルミネーションやプロジェクトマッピングなどのイベントを開催することで県民のSDGs意識を醸成。

さらに「とっとりSDGsパートナー制度」を導入し、企業と共同して、鳥取県全体でSDGsを盛り上げていく仕組みを作りました。

とっとりSDGsパートナー制度に登録した企業は、鳥取県から紹介することでブランディングアップができたり、企業どうしのマッチングを手伝うことで、鳥取県内企業のSDGs活動を活発化させました。

こうした活動が評価され、都道府県のSDGsの取り組みを評価する「都道府県SDGs調査2020」では最も評価が高い結果となりました。


参考:鳥取県公式HP「SDGsの推進」

4-2.福井県鯖江市

SDGs発表後、2014年に女子高校生生13名による「鯖江市役所JK課」を発足。その後も「鯖江市役所OC課」(40代〜50代の女性を中心に構成)や健康長寿アイドルグループの「SBE80!」などの女性の活躍を支援することで以下のようなSDGsの目標達成に貢献しています。

取り組んでいるSDGsの目標
ジェンダー平等を実現しよう住み続けられるまちづくりを

それでは鯖江市の活動がどのようにSDGsの目標達成に貢献しているのかを解説していきます。

①「鯖江市役所JK課」などの女性中心の団体を設立し、女性が活躍する機会を生み出す
鯖江市ではジェンダー平等を目標に「鯖江市役所JK課」や「鯖江市役所OC課」、健康長寿アイドルグループの「SBE80!」などの女性中心の団体を作り、女性の活躍機会を作る努力をしています。

そもそもメガネフレームの国内シェア9割を誇る「福井県鯖江市」では、ものづくりの町として「めがね」「繊維」「漆器」などの地場産業が発達しました。

そのため家族経営の下請け分業体制が非常に多く、女性が経営を担う風土が根付いていました。
女性が仕事を続ける上で課題となる育児や介護問題の解決には古くから努力を重ねてきた先進地です。

女性の活躍機会を増やすことで、ジェンダー平等が実現できるような取り組みをしているのです。

②「鯖江市役所JK課」の活動により、鯖江市の街づくり意識を改革
女子高校生の鯖江市役所JK課の活動により、鯖江市に住む大人が変わり、さらに若者も「他人事」だった街づくりを「自分事」として考えられるようになりました。

市民全員の居場所と出番を作り、誰もが新しい取り組みに挑戦、そしてそれを実現できる街づくりを目指しています。

参考:近畿経済産業局「関西発SDGs貢献取組事例集 」福井県鯖江市

4-3.奈良県吉野郡十津川村

奈良県十津川村は面積の96%が森林で、山間部の緩やかな部分に200以上の集落が点在している村です。

十津川村では森林保全と観光振興を通じて、津川村の抱える課題解決と以下のようなSDGsの目標達成することを目指しています。

取り組んでいるSDGsの目標
産業と技術革新の基盤を作ろう陸の豊かさも守ろう

ではどのようにSDGsの目標達成につながっているのかを解説していきます。

①林業と観光業を組み合わせた産業により林業従事者の確保を行う
十津川村では人口の過疎化と少子高齢化が深刻化しており、それに伴い森林資源の劣化などを招いています。

そこで十津川村の魅力を林業と観光業を組み合わせてアピールすることで、十津川村への若者の移住促進や林業従事者の確保をする活動を始めました。

若者の林業従事者が確保できたことにより、荒れた山を整備することで森林保全に繋がったり、村の少子高齢化や過疎化についても解決することができます。

このように林業と観光業を組み合わせた新しい産業を作ることでSDGsと村の課題解決に貢献しているのです。

参考:近畿経済産業局「関西発SDGs貢献取組事例集 」奈良県吉野郡十津川村

5.海外で取り組まれているSDGsの取り組み事例2選

海外で取り組まれているSDGsの取り組み事例

日本国内だけではなく、海外のSDGsの取り組みについても見てみましょう。

今回は世界でSDGs達成に貢献している企業のランキング「Global100」を参考に海外企業のSDGsの事例を厳選しました。

2020Global100」の中から以下の上位2つ企業をご紹介していきます。

海外で取り組まれているSDGsの取り組み事例2選

5-1.Orsted

デンマークでグリーンエネルギー事業を行う「Orsted」では洋上風力発電機を1500台設置することに決めました。

海に洋上風力発電機を1500台設置することで以下のようなSDGsの目標達成に貢献しています。

取り組んでいるSDGsの目標
エネルギーをみんなに そしてクリーンに気候変動に具体的な対策を

それでは洋上風力発電を設置することで、どのようにSDGsに貢献したのか見ていきましょう

①3000人分の電力をクリーンエネルギーで発電
Orstedでは2025年までに1500台の洋上風力発電に設置を行うことで、毎年3000万人分の電力をクリーンエネルギーで確保することができると発表しました。

世界的なクリーンエネルギー事業のリーダーとして、石炭を使用したエネルギー発電ではなく、地球に優しいクリーンエネルギーでの発電の重要性を示すと共に、SDGsの「7. エネルギーをみんな、そしてクリーンに」にも大きく貢献しています。

このようなクリーンエネルギー発電が進むことで、世界に電気が使えない貧しい人にも電力を供給し、世界中の人が電気を使える社会の実現を目指しているのです。

②石炭を使用したエネルギー発電を抑制してCO2の排出を抑制
Orstedでは2023年には石炭を使用したエネルギー発電を完全停止することを目標に掲げています。

石炭を使ったエネルギー発電が無くなることで、石炭を使って発電するときに発生する二酸化炭素を無くし、脱炭素化社会の実現に貢献することができているのです。

参考:Orsted公式HP「Our Sustainability」

5-2.Chr. Hansen Holding

大手食品系バイオサイエンス企業のクリスチャンハンセンはバイオサイエンス技術を使って食品の長期保存に成功しています、自社製品とSDGsの関係性を分析結果を発表することで以下のようなSDGsの目標達成に貢献しています。

取り組んでいるSDGsの目標
つくる責任つかう責任パートナーシップで目標を達成しよう

ではクリスチャンハンセンの活動が、どのようにSDGsの目標達成につながっているのか詳しく見ていきましょう。

①バイオサイエンス技術を使って食品の廃棄ロスを抑制
クリスチャンハンセンのバイオサイエンス技術を使って食品の長期保存を可能にし廃棄される食品を減らることに成功しました。

食品廃棄削減は、クリスチャン・ハンセンのサスティナビリティ戦略の中心で、2020年までにヨーグルトの廃棄を70万トン削減することを目標とし、世界の食品ロスに大きく貢献しています。

②自社製品を通じてSDGsの重要性をアピール
食品系バイオサイエンス企業のクリスチャンハンセンは自社の3000以上の製品について、SDGsとの関係性について調査を実施。

分析の結果、自社製品の売上の81%が、持続可能な農業の促進、グローバルヘルスの向上、食品廃棄の削減につながっていることを発見し、その重要性を公表しました。

クリスチャンハンセンの食品原材料を利用している企業に、自社商品を使用することでSDGsに貢献できることをアピールしています。

環境や社会に貢献する思いで作った製品がSDGsに貢献しているのであれば、積極的にアピールすることで、顧客にも社員にもSDGsが認知され、意識を変えることができると主張しています。

クリスチャンハンセンは自社製品を通じてSDGsの貢献し、さらにSDGsについてもっと企業が発信していくべきだと伝えることで、企業のSDGs活動の活性化につなげています。

参考:Chr.Hansen Holdings公式HP「Sustainability」

6.個人で出来るSDGs取り組み

個人で出来るSDGs取り組み

SDGsの取り組みは組織だけではなく、個人でも行うことができます。
国連では以下のように個人で取り組めるSDGsのアクションをレベル分けをしています。

個人で取り組めるSDGsのアクション

出典:国際連合広報センター「持続可能な社会のためにナマケモノにもできるアクションガイド」

個人でもすぐに実行できるSDGsアクションについてご紹介しています。
ぜひ日常の生活に取り入れてみてくださいね。


6-1. レベル1:ソファで寝たままでも出来ること

まずレベル1は以下のようなアクションです。


6-2.レベル2:家にいても出来ること

続いて、レベル2の家の中で少し協力するだけでSDGsに貢献出来ることを紹介していきます。
以下のことを自宅で少し意識してみましょう。


6-3.レベル3:家の外で出来ること

レベル3は普段出かける時に、ちょっとしたことに気をつけるだけでできるSDGsのアクションをご紹介します。
以下のことをぜひ実践してみましょう。


6-4.レベル4:職場で出来ること

レベル4は少し勇気がいりますが、職場で呼びかけることで、たくさんの人にSDGsについて考える機会を生み出す事ができます。
以下が個人で行えるSDGsアクションレベル4の一覧です。

7.事例から分かるSDGsの取り組みを決める3つのポイント

事例から分かるSDGsの取り組みを決める3つのポイント

たくさんの事例を見たけど、環境問題やジェンダー平等に飢餓、貧困など問題が大きすぎてイメージが沸かない人も多いのではないでしょうか。

ここではご紹介した事例を参考にSDGsの取り組みを決めるポイントについて解説していきます。

SDGsの取り組みを決めるポイントについて

結論から言うと、SDGs17の目標と上手くマッチした取り組みを組織が行えているかが重要です。

今からご紹介することを意識してSDGsの施策を決めると、あなたにぴったりのSDGsの取り組みを決める事ができます。
ぜひ参考にしてみて下さい。

7-1.持っている強みが発揮できる取り組みかどうか

持っている強みを発揮することでSDGsの目標が達成出来るかどうかについて考えましょう。
例えば以下のような組織では強みを生かしてSDGsの目標達成に貢献しています。


上記の例では持っている強みを生かすことで、SDGsに大きく貢献することができています。

SDGsの目標に対して、強みを生かす事ができるか取り組みがどうかについて考えてみましょう。

7-2.抱えている課題とSDGsの目標がマッチするかどうか

組織が抱えている課題とSDGsの目標がマッチするか考えてみましょう。

例えば社内で「男女差別」があった場合、それについて真剣に取り組んで解決することでSDGsの「5. ジェンダー平等を実現しよう」に貢献することができます。

組織の課題とSDGsの掲げる目標との親和性が高いときは、組織の問題を解決することでもSDGsの目標達成に一助を担うことができるのです。

例えば以下のような組織では、組織の抱えている課題とSDGsの目標を上手くマッチさせています。

7-3.目指したいビジョンとSDGsの目標が一致するか

組織の目指したいビジョンとSDGsの目標が一致するか考えてみましょう。

組織のあるべき姿とSDGsの目標が一致している場合、さらにビジョン達成に向けて活動することがSDGsの目標達成に繋がります。

ビジョンとSDGs目標を一致させている組織の一覧は下記になります。


上記のように、ビジョンとSDGsの目標が一致している場合は、さらにビジョン達成にむけて舵を切った、新たな施策を生み出すことでもSDGsの達成に貢献することができます。

ここでもう一度目指したいビジョンとSDGsの目標が合致するか考えてみましょう。

8. 実はノベルティ配布でもSDGsに貢献することができる

実はノベルティ配布でもSDGsに貢献することができる

SDGsの取り組みを行うには組織とSDGsをどれだけ上手くマッチさせることが重要かという事が分かったと思います。

しかしSDGs活動とは長期的な目線で取り組むべきものであり、企画から実行までは相応の時間とコストを必要とします。

そこで最近増えてきているのがエコグッズのノベルティ配布です。

こういったエコグッズのノベルティ配布は短期間でコストも少なくSDGsに貢献することができます。
SDGsに貢献できる人気のノベルティを紹介していきますので、是非参考にしてみて下さい。

8-1. エコバッグ

プラスチックスマート コットンマルシェバッグ

最近プラスチックの袋が有料になったことにより、エコバックが必需品になりましたよね。
忘れがちなエコバックは何個あっても困らないのでノベルティとしておすすめです。
毎日使えるシンプルなデザインですのでたくさん使ってもらえます。

たくさんのユーザーに毎日使って貰えるとロゴなどを目にする機会が多くなるので、しっかりとSDGsもアピールすることができます。

プラスチックスマート コットンマルシェバッグ
サイズ約45×12×44(+32)cm
1個当たりの価格296円 (税込)
特徴・シンプルで大容量の使いやすいデザイン
・コットン100%
・紐でコンパクトに持ち運び可能
購入ページ購入ページはこちら

8-2. 紙ストロー

プラスチックスマート 紙ストロー15本組

最近ではスターバックスなどで導入されている紙ストローを配布するのも良いでしょう。

紙ストローはデザイン性の高いものが多く、ホームパーティーなどに使用されることが多いのでたくさんの人に使ってもらえます。

こちらも何個もらっても困るものではないのでノベルティとして非常におすすめです。

プラスチックスマート 紙ストロー15本組
サイズ直径0.6cm 長さ19.5cm
1個当たりの価格99円 (税込)
特徴・紙で出来た使い捨てストロー
・ポップなデザイン
購入ページ購入ページはこちら

8-3. マイボトル

セルトナ・ループ付きアルミボトル

プラスチックボトルの削減を目指すのにマイボトルがおすすめです。
マイボトルは一度気に入ってくれると長く使ってもらえるので、SDGsにもブランディングにも長く貢献することができます。

他にも様々な種類のマイボトルがありますので、ぜひ一度検討してみて下さい。

セルトナ・ループ付きアルミボトル
サイズφ65×230mm(容量600ml)
1個当たりの価格328円 (税込)
特徴・つや消し塗装のマットな質感
・キャップ部分を5色から選べる
・ループの持ち手付き
購入ページ購入ページはこちら

8-4. マイコップ

天然素材配合フタ付カフェタンブラー

マイコップもノベルティにおすすめです。
最近ではカフェなどでタンブラーを持ち込みすることで割引してくれるところが増えてきました。
職場やお家で使ってもらうことで使い捨てのプラコップを削減することができます。

天然素材配合フタ付カフェタンブラー
サイズφ96×113mm(容量350ml)
1個当たりの価格163円 (税込)
特徴・天然素材である竹を原料にした「バンブーファイバー」配合
・毎日使えるフタ付きのカフェカップ
購入ページ購入ページはこちら

まとめ

いかがだったでしょうか。様々な方法で強みを生かしながら、SDGsの取り組みが行われているのが分かったのではないでしょうか。

最後にこの記事をまとめると

大企業でのSDGsの取り組み事例
・「トヨタ自動車」:新しい燃料電池自動車「MIRAI」の開発
・「アサヒグループホールディングス」:ビール酵母細胞壁を用いた農業資材を開発
・「旭化成」:インドの若者にノウハウと技術を提供貧困層に活躍の機会を創出

中小企業でのSDGsの取り組み事例
・「WATER STAND」:自社製品のウォータースタンドを設置、使い捨てプラボトルの削減に貢献
・「株式会社山翠舎」:「古木」を使った家具やリノベーションで地域の空き家問題を解決
・「たねやグループ」:地域の子供たちに原材料作りを通して、地域の持続可能な発展に貢献
・「株式会社TREE」:SDGsメディアを立ち上げ、SDGsについて広く普及活動を行う

学校でのSDGsの取り組み事例
・「慶應義塾大学」:校内にSDGsステッカーを貼り学生の社会貢献意識を醸成
・「成蹊中学・高等学校」:タンザニア学生との共同企画「Jump!! Tanzania」行った

都道府県や市町村でのSDGsの取り組み事例
・「鳥取県」:「とっとりSDGs宣言」を行い、県民全員でSDGsを盛り上げた
・「福井県鯖江市」:「鯖江市役所JK課」を発足。鯖江市に住む女性の活躍機会を増やした
・「奈良県吉野郡十津川村」:林業と観光業を掛け合わせた事業により、過疎化に解決策を提供

海外でのSDGsの取り組み事例
・「Orsted」:洋上風力発電により3000万人分の電力をグリーンエネルギーで供給
・「Chr. Hansen Holding」:製品作りでSDGsに貢献。

SDGsの取り組みを決める3つのポイント
・持っている強みが発揮できる取り組みかどうか
・抱えている課題とSDGsの目標がマッチするかどうか
・目指したいビジョンとSDGsの目標が一致するか

実はノベルティ配布でもSDGsに貢献することもできる
・マイバッグ
・紙ストロー
・マイボトル
・マイコップ
・マイボトル

本記事を参考にSDGsの取り組みについて、何かアイディアが生まれ、みんなが協力することでSDGsの目標が達成できることを願っています。

PVランキング
全ポスト(新着10記事)
最近チェックした商品